足底腱膜炎の治療
🍀今回は足底腱膜炎の治療についてです。
足底腱膜炎の症状としては、
・朝の起床時の最初の一歩目に踵の裏が痛い
・長時間立っていると痛くなる
・昼間でも昼寝の後に痛く、座っていて足を 動かさないでいた後、立ち上がって足を着くときに痛む
・土踏まずが痛い
・慢性化すると、起きてから2,3時間ぐらい痛みが続き、歩行中にも痛みがある
な ど
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女性の場合は女性ホルモンの乱れ、妊娠・出産・更年期などのきっかけで症状がでることが多いようです。
また、マラソンランナーにも多く、長時間歩いたり、走ったりしていると、土踏まずが張ってきて痛みがきます。
足底腱膜炎を放置しておくと、踵骨棘(かかとの骨のとげ)ができることがあります。
この骨棘ができると、通常よりも痛みが治まるのに時間がかかったり、取れにくくなることもあるので、早めにケアをしたほうがよいです。
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原因は、足底腱膜への慢性的な刺激が炎症となって痛みが出るので、
・長時間の立ち仕事・歩行やマラソン
・合わない靴の使用や足の骨自体の歪み
・足の裏に強いマッサージをされた
・普段運動しないが、過度に運動してしまったとき
な ど
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足底腱膜になられている方は、ほとんどの場
合、ふくらはぎの筋肉が硬く張って、また 足のアーチのフォームが崩れている方が多いようです。
また、骨盤の歪みから歩くバランスが悪くなり、足の裏に負担がかかってしまう、というこことも考えられます。
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治療としては、腰から治療していくのが一番良いと思いますが、特にふくらはぎから下を丁寧に治療しています。
やはり足の裏が硬い方はふくらはぎも結構硬く張っています。
とくに深層筋でしょうか。
触ると一見柔らかい方でも深部の筋肉は硬いです。
また、ふくらはぎの前側(膝から下の足首まで)も硬く、足首を回すのもひと苦労で す。
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今まででは、症状の軽い患者さんには、超音波を当てた治療をしていましたが、症状が慢性化になると、やはり脚の筋肉をほぐさないといけないのがわかりました。
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実は、ふくらはぎの深層筋の長腓骨筋と後脛骨筋は、足の裏の深部で土踏まずに関連する骨に付着しており、アーチを形成しています。
それらの筋肉が緊張すると、アーチが平らになり、固まると痛みに移行していきます。
また、筋肉の緊張に伴い、足の骨の歪みもでてきますので、その調整もしていく必要があります。
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足底腱膜炎の治療は、足の裏だけではなく、とくにふくらはぎの深層部の筋肉がポイントです。
🌺 ヴィラ整骨院
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