冷えからの腰の痛み(その2)

最近、少しづつ寒くなってきたせいか、冷えからの腰痛で来られる患者さんがおられます。

 

今週の月曜日、「腰に漬物石がつかっているようで腰が痛く、腰が伸びない。ギックリ腰の一歩手前って感じ。

明日ゴルフに行くのでどうにかしてほしい」と、アラフィフの女性が、来院されました。

 

触診で確認すると、左腹部・下腹部、大腿内側部がかなり硬く、冷え特有の張った状態を感じました。

 

いつものように腹部からほぐしていき、次に、硬く張った股関節と大腿内側部をしっかりと治療していきます。

この時点で、腰回りはかなり弛み、楽になりますが、患部の深部にピンと張った筋が残っています。

 

この冷えの張りはなかなか取りにくいものです。

 

治療後、動き始めの動作では、何とか痛みが治まったので、喜んで帰られましたが、まだ完全に治りきっていない状態だと思います。

 

しばらく様子を見て頂き、まだ調子が悪ければ、 後日いらしてくださいとお伝えしましたが・・・。

 

寝不足や疲労時などには、体が冷えやすくなります。

今年の秋は例年より暖かいですが、冷えにはできるだけ気をつけたいものです。