五十肩
今回の患者さんは、五十肩の女性患者さんです。
症状が出て数か月後に治療を開始したので、比較的に軽い方だと思います。
昨年の8月の終わり頃、左肩を下にして横向きに寝て本を読んだ後、腕を動かすたびに腕の上あたりが痛む、ということから、きっかけでした。
数回施術をし、少し楽になったのか、数か月治療に来られませんでした。
気になったのでお電話をし、状態を訊くとあまり良くないとのことでしたので、早速来院していただくよう、お伝えしました。
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再度、治療を始めたのが、昨年の12月の半ばごろです。
・服を脱ぐのが困難
・エプロンの紐を後ろで結ぶことができない
・斜め後ろの物を取る体勢が痛む
・上にあるものを取るのが困難
・時に不意な動作での痛みがある
・肩の動きによっては、腕や指まで痛みがあるとのこと。
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五十肩は肩甲骨周囲の筋肉が強張り、肩甲骨が動きにくくなり、結果として肩が動かしにくい状態になります。
患者さんに軽く肩を動かしてもらい、肩甲骨の動きを観察し、どの筋肉が肩甲骨の動きを制限して動かしにくくしているかチェックします。
動かしにくい方向がわかったら、その動きに関連した筋肉をゆるめていきます。
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五十肩の治療はかなり治療回数がかかります。
治癒に向かうには、患者さんの協力も必要です。
暇な際に肩をよく動かしてください、とお伝えするのですが、患者さんの多くは、肩を速く動かす方が多いです。
ゆっくりと、むりをせず、少し痛む辺りまで肩を動かして頂けたら、と思います。
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五十肩になられる方の多くは、普段からあまり体操やストレッチなど、体を動かしておられない方がなられる傾向が多いようです。
ヴ ィ ラ 整 骨 院
岡 山 市 南 区 市 場 1 - 1
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