五十肩の治療
こんにちは。
☘☘ 今回は五十肩についてです。
40代半ば女性。
一ヶ月前から、左腕が痛く、
とくに、肘より上(上腕部)が痛い
手を着くということが痛い
シャンプーをするとき
肘が伸ばせない
洗濯を干す
買い物袋を下げると、肩の下あたりの腕が痛む
就寝時、左肩を下にして寝ることができない
手を回すような動作が痛む など
初めは、とにかく腕が痛い、ということで、腕を中心に治療していましたが、何度か治
療をしていくうちに、50肩だとわかったのです。
肩甲骨がロックされたようにやや上に固まり、また動きが悪く、さらに胸郭の開きが悪
いことが診えてきました。
50肩の治療に切り替え、ある程度は良くはなっていったのですが、腕を上げきるあたり
で、何だか重く、イマイチな治療が続きました。
ある時、50肩の治療のことばかり気にして、基本的なことにフォーカスしてなかったと
ころがあるのを、気がつきました。
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この患者さんは、背骨のそれぞれの関節が硬く(特に左側はより硬い)、
また首は、以前にストレートネックと診断されたようで、硬く太くなっています。
現在症状はないものの、その硬さが未だに治りきっておらず、ずっと硬い状態のまま。
つまり、首から背骨にしなりがみられないのです。
長年のデスクワーク、とくにPC作業、またプライベートでスマホを見ることが多かった
ことから、ストレートネックになられたようです。
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ある治療で、背骨の治療に特化し、特に首から肩甲骨のあたりの位置している背骨をしっかりほぐし、弛めていきます。
何度治療しても開きにくかった胸郭が、背骨をしっかり弛めることによって、開きやすくなりました。
ロックがかかっていた肩甲骨が弛んだのだと思います。
今までの治療でも、背骨は治療していましたが、しっかりと治療はしていませんでした。
やはり、背骨に しなり をだすことは、治療するうえで、最低限、必要なことである、
という今回の反省です。
ヴ ィ ラ 整 骨 院
岡 山 市 南 区 市 場 1 - 1
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