何をしても痛い腰痛

こんにちは。岡山市中央卸売市場の中にある🌺ヴィラ整体整骨院 です。

 

☘今回は慢性腰痛についての患者さんです。

 

50代半ばの女性で、お仕事は保母さんです。

30代に何度かギックリ腰をし、その後も腰の調子は良くない状態。  

その状態で約3年近く前、交通事故で後ろの車に追突されました。

一応事故の治療は3ヶ月間しましたが、あまり良くならず、今年に入ってからさらに痛

みが強くなったとのこと。

仕事柄、子供たちの抱っこや、中腰になることが多く、腰への負担がかなりあり、困っ

ているとのことです。

 それに加えて、8月の末ごろ、勤め先の保育園の敷居に躓き、右足第4指を骨折。

また、合わない靴を履き続け、左股関節、膝下から足の外側も痛む、とのことでした。

 

 

症状

 

・背中から腰は常時痛くて、時々お尻も痛む

・同じ姿勢でいると痛みが増す

・座って立ち上がるなどの動作のし始めに痛い

・5時間以上寝ると痛くて目が覚め、熟睡あまりできず・・・。

・寝返り時の腰の痛み

                                  など

 

腰が悪い状態の上、さらに、骨折や合わない靴のせいで、いろいろと腰に負担がかかっ

ていたようです。

 

視診では、背骨・骨盤・股関節まで一直線な動きで、柔軟性がなく、右のお尻がキュッ

と上に上がった状態で、見るからに辛そうです。

もちろん可動域チェックも当然のごとく、動きが悪く、どこから始めてよいかわからな

い状態でした。

初回は、背中、腰、骨盤の調整など、すこし柔軟性をもたせる感じで終了。

1週間に一度のペースで、来院していただくことにしました。

 

 

3回目の施術まではあまり変化がなく、施術した数日は少しは調子がよいが、その後は

元に戻る、といったことが続きました。

 

4回目の来院

「背中の張りが楽になって、お尻の真ん中のあたり(仙腸関節)の痛みが気になってき

ました。   左右の足を庇って変な歩きをし、お尻から足にまで負担がかかったよう

な感じがします。  とくに骨折した右足は、足の指を浮かせて歩いていました。だか

ら、踵がいたくていたくて・・・。」と仰っていました。

足の指を浮かせて歩くのは、なおさら腰痛になります。

仙腸関節の窮屈さや臀部の張りをとるために、周囲の筋肉をしっかりと筋膜リリースし

ました。

痛みがだんだん仙腸関節にフォーカスされてきたので、

ここで、簡単なご自宅でのセルフケアの体操をご紹介しました。

 

5回目の来院。

「夜、腰が痛くて目が覚めるということはなくなりました。前回の治療の数日後には少

しずつ痛みが出てきましたが、全体的に楽です。」

就寝時に目が覚めなくなった、ということは、前回ご紹介したセルフケアが少しずつ効

いているのかもしれません。

 

その後6回目の施術時以降には、

「腰が痛くて目が覚めることはなくなりました。むしろ、朝寝坊するくらいまでよく眠

れます。  かなり楽になりました! 」と笑顔で喜んでおられました。

嬉しいお言葉!

それからは、痛みの強さ、頻度はぐっと軽減しているようです。

多分、仙腸関節がゆるんで、しっかりと熟睡ができ、痛みもかなり落ち着いてきたので

はないかと思います。

 

痛みがだいぶ落ち着いてきたので、7回目の施術以降は、2週間に1回のペースで来て

いただくことにしています。

この患者さんの場合は、交通事故やケガ、靴の不具合による不自然な歩き方など、さま

ざまな原因が重なって、より腰痛の症状が重くなっていった、と考えられます。

症状が少しずつ軽くなっていくにつれ、来られるたびに表情が明るくなる姿を見て、施

術家として安堵する一瞬です。

 

 

 

🌺 ヴィラ整骨院

岡山市南区市場1-1

(086)263-6500

慢性の肩コリ(その2)

こんにちは。岡山市中央卸売市場の中にある整体、整骨院のヴィラ整骨院 です。

 

☘今回も前回に引き続きまして、慢性の肩コリ(その2)です。

同じような症状でお悩みの方々のご参考になれば幸いです。

 

問 診

 

40代後半女性(製造業)

若い頃より、肩こりに悩まされていた。

4,5年前から立ち仕事の製造業に就き、あまり身体を動かすことがなく、余計に肩が 

凝るとのこと。

 

症状は

  •  長年、肩こりに悩まされている。
  •  1ヶ月ほど前から両腕を上げる際に腕の上あたりが痛く、上げづらい。           使い痛みだと思う。
  •  1,2ヶ月ほど前から、右の股関節を開こうとすると痛む

 

検 査

 

両腕の上げつらさについては、肩腱板損傷の疑いもあるので、整形外科にて診察を勧めました。

身体全体には、腹部中心に右半身が硬く張っており、重心が右側であるのがわかりま

す。    右の骨盤は、閉じぎみで、やや前に捻っています。

 

 

施 術

 

特に肩こり中心の施術はせず、身体全体の大まかな歪みを取る施術をしました。

「施術中、身体がポカポカしてきました。」と言われました。

お腹が硬いと冷えにもつながります。

身体が温まった分、身体全体が軽くなったようです。

初回の施術は、このような状態で終えました。

 

2回3回と施術するにつれ、身体が楽になり、肩こりはあるが、以前とは違って軽減し

ている、とのことです。

腕の挙上時の痛みも以前ほどではないようです。

 

肩のコリが少し落ち着いたので、3回目の施術時では、骨盤の歪みを取る施術もしまし

た。

彼女は、右の股関節を開くと痛む、という症状があります。

仕事柄、右側に体重をかけるせいで、骨盤が硬く閉じているのではないかと思います。

骨盤調整後、右の股関節に遊びがでて、痛みがなくなりました。

骨盤の歪みによって、筋肉の癒着やひきつりがおこり、股関節に痛みが出ることがあり

ます。

 

4回目の施術では、とくに気になる右の肩のコリを丁寧に施術。

施術後、「とても肩が軽くなった!」と喜んで帰られました。

挙上時の腕の痛みに関してはまだ、整形外科に行かれてはいませんが、以前ほどの痛み

はない様子。

 

まとめ

 

慢性の肩こりの施術は、揉みほぐすだけではなかなか改善できず、

鎖胸関節、肩鎖関節、肩甲胸郭関節などをゆるめ、また背骨、骨盤がどのような状態か

を診て施術しないと、なかなかむずかしいと思います。

 

あるていど身体が楽になられたら、希望される方には、自宅でのケアをご紹介していま

す。

なるべく良い状態にキープしていただきたいものです。

 

 

 

🌺 ヴィラ整骨院

岡山市南区市場1-1

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慢性の肩コリ (その1)

こんにちは。岡山市中央卸売市場内の 🌺ヴィ

整骨院 です。

 

☘今回は、慢性の肩コリ(その1)です。

 

前回のブログで、交通事故後、身体の調子が悪

くなられた女性を書きましたが、今回も

この患者さんの慢性の肩こりの施術について

書こうと思います。

 

 

現在は、体全体はかなり調子は良くなられました。

今は、肩のコリが特に気になるようです。

肩コリ歴数十年。

仕事中は、自然と肩に力が入っているとのこと。

 

3回目の施術の際に肩を中心に施術しました。

両肩にコリがありますが、特に右肩のコリが強いようです。

 

右肩の状態は、肩甲骨が背骨よりかなり離れており、また肩の前面の関節が硬く、巻肩になって動きが悪い状態です。

 

関節の位置の微妙なズレも診られ、筋肉のコリ

をほぐすだけでは治りきらない程度と判断。

 

慢性化の肩コリになると、大抵の方は肩関節や

肩甲骨の位置の微妙なズレによって、 次第に

肩甲骨などの動きが悪くなり、肩の痛みを生じます。

 

治療はまず、肩に関連する筋肉を弛めます。

そして、筋肉がゆるんだら、肩関節(肩鎖関

節)、肩甲骨と肋骨との間の関節(肩甲胸郭

関節)の調整をしていきます。

初めての調整にしては、硬い関節が、意外にも

早くに、ふっとゆるんできました。  

(個人差があります。)


これらの関節がある程度弛んでくると、肩回り

が軽くなり、肩の動きがスムーズになり

ます。

日常生活もかなり‘ 楽 ’に過ごせるのではないか

と思います。

 

今回は、左肩も施術しましたが、右肩を重点的

に施術したせいもあって、

施術後、右肩の方が軽くなり、逆に左肩の重さ

を感じるようになりました。

 

4回の来院時に、右肩は良い状態にキープされ

ており、患者さん曰く、朝の目覚めが良いよう

です。

4回目は、左肩を施術し、施術後は、自宅でで

きるセルフケアをお伝えしました。

 

この方は、比較的早い段階で、身体の調子がよ

くなられました。

ヴィラ整体との施術の相性もあるかもしれません。

来られるたびに、表情が明るくなって来られて

いるのがわかります。

身体が楽になると、気持ちまで明るくなります

よね。

 

 

 

🌺 ヴィラ整骨院

岡山市南区市場1-1

(086)263-6500

事故後の不調に悩み

こんにちは。岡山市中央卸売市場内の 🌺ヴィ

整骨院 です。

 

50歳女性、お仕事はサービス業。

一年ほど前に、自転車で横断歩道を渡っている

ところに、信号無視の車にはねられて、事故を

されたようです。

その事故で、右膝後十字靭帯剥離骨折、右膝側

副靭帯を損傷しました。

 

この事故をして以来、

・とにかく足が重だるく、夕方にはパンパンに

 むくみ、身体全体が重だるく、しんどい

・朝は普通に起床できるが、1時間後には必ず

 身体がしんどくなり、このしんどさが、  

 昼過ぎまで続く。

・もともと肩こりはあったが、さらにひどい

 状態で、特に右肩はガチガチに硬く、腕が 

 回しにくい。

 

 

☘☘

 

彼女の身体は、体液の流れがとても悪いため、

ずっしりと重く、かなり疲労が溜まった状態で

した。  

よく、こんなにまでがまんされてたな、と正直

思いましたが、その状態が長く続くと慣れてしまい、半ば当たり前のように感じていた、

とも言われました。

 

☘☘

初回の施術は、体液の流れを良くし、どうにか

この重だるい体に対し、いかに血液やリンパな

どの流れをよくし、身体を軽くするか、という

ことにフォーカスしました。

案の定、そのような体ですから、腹部は硬く張

って体全体緊張していました。

いつものように、まずしっかりと、腹部から股

関節の硬さを取り、身体全体を弛め、流れをよ

くしていきました。

そうすると、多少ガチガチの肩回りがゆるんで

きました。

このように、初回の施術は体液の流れをよく

し、少しでも体を軽くすることを心がけました。

 

☘☘

10日後、2回目の来院。

患者さん曰く、

「あの後、昼食を食べたら眠くなったので、夕

 方まで熟睡していました。

 夜も普通に眠れました。

 次の日は少し身体がだるかったですが、体自体は軽くなりました!」

 

驚いたことに、前回とはかなり違って彼女の身

体の質は良い方向に変わっていました。

両足のむくみも前ほどではないようです。

施術した当日に、ゆっくりと身体を休めたのが

よかったのかもしれません。

 

患者さんによって、回復のパターンがいろいろ

とあります。

2回目の施術からは、気になる患部を少しずつ

施術できます。

 

 

 

ヴィラ整骨院

岡山市南区市場1-1

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ギックリ腰 ( その4)

こんにちは。岡山市中央卸売市場内の 🌺ヴィラ整骨院 です。

 

今回は、疲れとギックリ腰についてです。

50代女性。

2年ぶりにギックリ腰で来院されました。

仕事はパソコンでのデスクワーク。

一ヶ月以上前から残業が続き、身体は疲れているご様子。

寝てもなかなか疲れが取れない体の状態で、土日はなるべく身体を休めており、いくらでも寝られる、といいます。

 

ある日の在宅ワーク中、立って体を左側に向こうとしたときに、ギックリ腰のように痛くなり、次第に痛みが強くなって歩きづらくなってきた、とのこと。

「毎晩、ストレッチをしていたのに、ギックリ腰になってしまいました。」

と残念がっておられました。

 

お話を聞いていると、勤務先が本社になり、この2年間忙しかったとのこと。

 

お身体を診てみますと、右肩が下がり、右の背

中が硬く張っており、身体がやや右側に捻じれ、腰椎もやや歪んでいる状態でした。

骨盤も歪んでおり、右側にキュッと上がっています。

今回の腰の痛みは、骨盤の歪みで起きた右側の

仙腸関節の窮屈さと思われました。

ロックがかかったような感じなので、動作のし

始めに痛みがでるのはわかります。

 

1回目の施術は、窮屈な右の仙腸関節に位置を正すと、かなり楽になり、

スムーズに歩けるようになったと喜んで帰られました。

 

次の日の2回目の施術。

「痛みはほぼありませんが、動かし始めが痛くなるような不安があります。」とのこと。

 

昨日ほどの仙腸関節の窮屈さはありませんでしたが、骨盤の歪みはすこし残り、また近々再発しそうな感じだったので、再度調整。

そして、歪みのある腰椎の4,5番の治療もしていきました。

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さらに次の日、3回目の施術。

「同じ姿勢でじーっとしていると、背中から腰が張って痛みます。

また、起き上がる時、寝返りをする時に腰骨の上あたりが痛いです。」

 

今度は、当初より、少しずつ痛む場所が変わってきています。

当初痛かった右の仙腸関節は落ち着いていました。

背中から腰部の張りを診てみますと、これは、疲労によって肝臓の不調が続いたせいで、背中から腰部にかけて緊張して張ってきたのではないかと推測。

自律神経系の治療をし、何とか硬い張りは少し落ち着きました。

 

次に、腰骨の上あたりの痛みについてですが、腰椎の2、3番の歪みが原因ではないかと思います。

昨日は、腰椎の4,5番の歪みを治療しましたが、治療しきれてない腰椎の2,3番に痛みを感じているのではと思い、歪みをすこしづつ取っていきました。

治療後、患部の筋肉の硬い張りも落ち着いてきました。

 

最後に確認として、腰をいろいろと動かしてみました。

動かし初めに不安はあるものの、痛みはないようです。

 

今回の腰痛の原因は、

1つは、当初のギックリ腰は、仙腸関節が動かなくなる、ということでした。

 

2つめは、長時間のデスクワークの際、PCがやや右にあり、体ごと右に傾いて仕事をしていることにより、気づかないうちにじわじわと背骨や骨盤が歪んできている、ということ。

 

3つめは、疲労によって肝臓の不調状態が続き、背中から腰にかけて痛む、ということです。

 

☘️

腰が痛い、といっても原因は一つではないようです。

いろいろな原因が蓄積されて、痛みは突然やってきたように思えますが、

日々の疲労が、本人の気づかないうちに蓄積された結果ともいえます。

 

 

 

🌺 ヴィラ整骨院

岡山市南区市場1-1

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漢方薬と肝臓・筋肉との関係

こんにちは。岡山市中央卸売市場内の 🌺ヴィラ整骨院 です。

 

今回は、漢方薬と筋肉のつっぱり感との関係についてです。

 

40代の女性。

自律神経失調症の症状で、

首・肩のコリ

不眠

天候により、頭痛がある

めまい・ふらつき・耳鳴り

         

          などの症状があります。

 

あとで分かったのですが、この患者さんは、2

種類の漢方薬を飲んでいたことがわかりました。

 

 

1つは、神経の高ぶりをおさえる薬

2つめは、めまい・ふらつきを軽くする薬です。

 

これらを、同時に約1ヶ月間飲んでいたようです。

7.8回目の施術からでしょうか、来院当初あたりと何か筋肉のつっぱり感が強いな、としばらく思っていました。

施術を何回しても、腹部の張り、全身の筋肉の

緊張感、つっぱり感がなかなか引かず、弾力性

が出てこない状態だったのです。

 もしや、自律神経失調症なので、漢方薬など

を飲まれているかもしれない、と思い、一度、

訊いてみました。

 

 

私・・・  「いま、何かお薬を飲んでいます

      か。」

 

 

患者さん・・ 「はい、2種類の漢方薬を飲んで

       いますが・・・。

       イライラを抑える薬は以前から

       飲んでいますが、ふらつきを抑

       える薬は一ヶ月ほど前から飲ん

       でいます。」

 

 

私・・・    「なるほど。 そうなんですね。

       当初、来院された時と何だか

       違い、筋肉の緊張感やつっぱり

       感がかなりあってなかなか

       弾力性が出ないので・・・。

       また、肝臓や胃もよく張ってい    

                         るので、納得がいきますね。

       

       実は、薬を飲み続けると、肝臓

       に負担がかかります。  

       東洋医学的には、肝臓に負担が

       かかると、筋肉につっぱりや張

       り感が出てきます。」

       

 

患者さん・・ 「そうなんですか!!

       確かに、お腹が張る感覚はあり    

                         ますね。

       便秘ぎみでもありますし。

       薬局ではこの組み合わせは

       大丈夫ですよ、と言われたんで

       ですが・・・。

       いま、精神的には安定している

       ので、ふらつきの薬だけにして

       みましょうか。」

 

 

私・・・   「そうですね。 試しにそうして

       みて下さい。

       では次回来られた際に、筋肉の

       違いを診てみましょう。」

 

約2週間後の来院の日。

腹部の張りは若干あるものの、前回の筋肉の緊

張感・つっぱり感とは全く違い、かなり引いて

、弾力性が出ていました。

当初のような筋肉の質感です。

そのことを、患者さんに伝えると、かなりびっ

されていました。

 

確かに、漢方の組み合わせ自体は悪くないので

しょうが、個人差によっては、今回の患者さん

のように、副作用が顕著に出られる方もおられ

ると思います。

施術する側としては、一つ勉強になりました。

 

 

🌺 ヴィラ整骨院

  岡山市南区市場1-1

 (086)263-6500

肩と腰の強い張りの施術

こんにちは。岡山市中央卸売市場内の 🌺ヴィラ整骨院 です。

 

今回の患者さんは、70代の男性です。

10日ほど前から、右首から右肩が凝って痛く、

特に座ってじーとしていると、肩に痺れがでて

くる。

また、右腰が張りまくって痛い、とのことでした。

 

例年は、月に2回ほど定期的に来られていまし

たが、今年になって、来院される回数が

減ったせいか、身体全体がカチカチで、特に腹

部を中心に右半身が強く張っていまし た。

 

いつものように、腹部の張りを弛めているのに、肝臓や下肢の肝経の張りも気になっていました。

肩の施術に行きますが、いまいち張り感が抜け

にくいなと思い、途中で 右下肢の肝経を弛め

ることにしました。

しっかりと右下肢を弛めると、肝臓を中心にや

や強く張っていた胸部や肩回り・首が自然にゆ

るんできました。

 

自律神経系の首、肩こりの特有の施術です。

 

次に、右腰の施術です。

腰椎と筋肉の境目がわからないほど、あまりに

もよく張っています。

 

仰向けである程度腹部を弛めていますので、うつ伏せになった 時には腰の張りは、幾分和らいではいます。

その状態で、腰回り・臀部の筋肉(小・中殿

筋、深層外旋筋など)、ハムスト筋をある程度

ほぐして、骨盤の調整をしました。

 

この骨盤の調整をすると、骨盤に関連する筋肉

の腰回り・下肢の硬い筋肉が弛み、圧が抜けます。

いっぺんに軽くなる、といった感じでしょうか。

 

腰の出っ張りを浮かすように施術するので、お

腹に脂肪がついている人は、やりにくいという

弱点もありますが・・・。

  今回の施術は、まずまず上手く行った施術で

したが、近いうちに2回ほど施術されれば、さ

らに良くなられるだろうと思うのですが。