やり過ぎが腰痛に・・・
先月末から、腰痛で悩んでいる女性が来られています。
「 ゴルフの練習をし過ぎたのが悪かったのでしょうか。
1ヵ月前から腰は痛かったのですが、1週間前から痛みがひどくなりました。 腰回りが硬く固まって腰が伸びにくいのです。
近くの整骨院に行ったのですが、患者さんはお年寄りの方が多く、あまり丁寧に治療をして頂けなく、知り合いからこちらをご紹介して頂きました。
腰以外にも首と肩も練習し過ぎでガチガチなので、そちらの治療もお願いしたいのですが・・・ 」とのことでした。
確かに体全体強く張っており、どこから手を付けてよいのやら分からない状態でした。
とにかく今日は表面だけの張りだけでも取れれば、と思い治療していましたが、次第に胃の不調が強く診えてきました。
「胃の調子は悪くないですか? 胃の不調が体に表れていますが・・・。」
「最近とくに悪いです。元々胃はあまり良くないです・・・」
ということで、次回の治療で、整体を勧めました。
三日後の来院、「先日の治療してもらった日はぐっすり眠れました。
揉み返しもなかったです。治療後調子が少し良かったので、昨日ボーリングをしました。肩・背中がまた張ってしまって・・・」とのこと。
今日の治療の整体をし終えた後は、体全身がゆるんで、硬直化から解放されたような状態になりました。
とりあえず、今回の治療で体の硬直は更に落ち着いたな、と思いました。
それから数回は、上半身の治療はしましたが、時期に落ち着いたようです。
その後、腰の治療がメインとなりました。腰の状態が落ち着くまで、最低、週に2回は来院して頂く様、お伝えしました。
日が開いてしまうと、修復能力が落ちるからです。
次第に腰の状態が良くなると同時に、痛む場所も変化していきました。
しかし、治療をするたびに腰が楽になるせいか、ついついゴルフの練習や体操、ウォーキング、草取りなどをし過ぎてしまい、また腰を傷めては駆け込む、という繰り返しの日々が続きました。
「腰の調子が大分良くなったので、ゴルフの球が良く飛びます!
腰が良くなると、こんなに違うんですね!」と喜ばれていました。
この患者さんが来られて1ヵ月あまり・・・。
体の状態が紆余曲折ありましたが、患者さんの体調が少しづつ良くなられ、元気になっていく姿を見ると、治療家として嬉しく思うものです。
「また、〇〇をし過ぎて腰を傷めてしまいました!」と駆け込んで来られる姿が目に浮かびますが・・・。