季節の変わり目の時期の不調 (その1)

先日、50歳男性、毎日忙しく働かれている運送会社の社長さん。

右首から右肩背にはかけて張って痛むという事で来院されました。

右半身の張りや硬さが診られたので、整体をして頂きました。

特に腹部の肝臓の張り、右足の内側のやや強い張りが顕著に表れ、これらを先に治療。

治療をするにつれ、右側は緩み、患者さんも、「楽になった!」と喜んでいましたが、左半身の張りが残ったな、と私は思いながらとりあえず、その日の治療は終了しました。

5日後、

「しばらく調子が良かったけど、2日前ぐらいから左の首が張ってきて、

今日は仕事先で体が冷え、更に調子悪く、吐きたいぐらい首が硬く張ってどうにかしてほしい。」と来院されました。

早速治療開始。

右半身の張りは前回の治療で抜けていましたが、左半身は胃を中心につよい張りが顕著に表れています。    胃がかなり疲れている様子でした。

 

胃の強い張りと共に左首の強い張りも引いてきて、良い感じに治療を終えることができました。

 

次の日、「その夜はしっかりと眠れました。朝起きたら、胃の調子とともに首もすっかりも良くなっていました。  これで頑張って仕事に行けます。助かりました!」 と、連絡がありました。

季節の変わり目で疲れが出ていたのかもしれません。

その上、体を冷やしてしまったことがさらに悪くしたようです。

季節の変わり目の時期は、内臓の不調が原因で首・肩・背中が張って

痛みとして出てくることがあります。

今年は例年に比べて特に寒暖の差が激しいので、体調を崩しやすくなります。

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毎年この時期には、体調管理にはくれぐれも気をつけたいものです