就寝時の足の裏のほてり

夏になると、夜、足の裏が熱くて眠れない、という方が増えてきます。

これは、「バーニングフィート症候群」とよばれるもので、主な理由は、血行不良だと考えられています。

また、体温調節が上手くいかない場合や、足の筋肉疲労も原因の一つと考えられています。

人間の体は眠るときに体の深部の体温が下がっていきます。

そのため、血管を拡張して血流を良くし、熱を体外へ逃がそうとします。

寝る前に手足が温かくなるのはこのためなのですね。

ふくらはぎの筋肉が衰えていると、心臓へ血液を戻す力が弱くなります。

そのため、末端である足の血行が滞り、熱がこもっている状態になってしまう、というようです。

 また、長時間立ちっぱなしだったり、足の裏に負担がかかったときも寝る前に足の裏に熱さを感じたりします。

 

では、このような場合解消するにはどうしたらよいか。

まず第一に、体を冷やさないというのが大事です。

足が熱いからといって、冷やすと気持ちよいのですが、体には逆効果になってしまいます。

湯船につかって体を温めるか、足湯につかるのがおすすめです。

また、寝る前に腰や股関節を軽くストレッチすることや、

ふくらはぎのマッサージ、足の裏を揉む、などをされるのも良い方法です