使い痛みによる手や腕の痛み

最近、手の使い痛みで悩む女性の患者さんが来られます。

一人目の方は、仕事でパソコンの使用や字を書くことが多く、腕の筋が張り、次第に肘の外側に痛みが出現。

買い物袋の紐をしめる、クリップをつまむということが困難とのこと。

次に二人目の方は、仕事上重い段ボール箱を持って移動することが多く、腕の筋肉が張り、次第にカッターを使う、またセロハンテープを切るなど、手首を捻るという動作が困難とのこと。

次に三人目の方は、清掃のお仕事で、腕に力を入れることが多く、腕全体の筋肉が張り、肘の内側が痛み、重い感じがするとのこと。

最後に高校生の女の子で、勉強に忙しいせいか、書くことが多く、最近手の指先にしびれを感じるとのこと。

いずれの女性も胸から腕の筋肉がパンパンに張って硬く、首にまで張りがきている状態です。

まず、胸の硬直した筋肉の緊張を取ります。

自然に腕全体と首がある程度ゆるんでいきます。   

その後患部を少しずつほぐしていきます。   

なかなかゆるまない頑固な硬い張りは、超音波治療で患部をゆるめ、ほぐしていきます。

いずれにせよ、使い痛みの症状なので、何回か通院していただく必要がありますが、かなり改善してくると思います