肩の痛みを取ってもらおうとリラクゼーションサロンに行った結果が・・・。

長い間、ブログがおろそかになってしまいましたが、今年もどうぞ、よろしくお願い致します。

 昨年秋ごろから右肩の治療で来られている男性の患者さんがおられます。

昨年の年末、28日の治療後、当院が年末年始の休みだったせいもあり、31日の大みそかの日に、全国チェーン店某リラクゼーションサロンに行かれ、施術をしてもらったそうです。 男性のスタッフに、首の筋をかなり強く揉まれ、その後右肩から腕にかけてズシリと重く痛み、夜も眠れない正月を迎えたようです。 

年明けすぐに、整形外科で検査をし、頸椎6番の椎間板が狭くなっているとの事でした。

 

確かに、右の肩から腕にかけていつもは違う、重い張りが診え、指先が冷たい、いわゆる神経性の張りです。

やや治療時間を要しましたが、何とか患部が落ちつく程度に張りをゆるめ、手が温まってきました。   ご本人も楽になって、喜んで帰られました。

それから三日後の今日、「あれから、症状は落ちついています。

時折、動作によっては痛みがつよい時もあるけど、以前のようなことはないです。」とのこと。      

ホッとし、安堵いたしました。

今日は前回のような重い張りや手の冷たさは診られませんでした。

 

 私の仮定ではありますが、元々首の状態があまり良くないところを 無理につよく揉まれ、さらに神経が損傷して高ぶり、このような症状が 出たのではないかと思います。

どちらにせよ、首はつよく揉んではいけません。

 

いま、このようなケースが問題になっています。

体を楽にしてもらおうと行った、リラクゼーションサロンなどでの施術の結果、このような神経損傷、骨折、内出血などの事故に・・・。

 

 気持ちのよい治療がよい結果に結びつくようです。

 今回の件で、患者さんにとってより良い治療ができるよう、日々精進していかなければいけないな、と改めて勉強になりました。